11月4日(土)、雲南市の女性の集い主催の環境学習会にご招待いただき、弊団体が行っている生ごみ削減の学習会や土を使ったコンポスト(キエーロコンポスト)についてお話をさせていただきました。
まず、雲南市・飯南町事務組合 事務組合次長小川忍さんから雲南市のごみ処理の現状(処理にかかる費用や出されるごみの種類やリサイクル率)について詳しく説明がありました。環境を守るためには、正しいごみの処理つまり正しいごみの分別が欠かせないことを改めて確認しました。
続いて、日々のことながら、悩みがちなごみの分別を大東町の女性の集いのみなさんが寸劇で披露して下さり「【お薬の空フィルム】はプラごみだ」と初めて知ったと会場から感心の声もありました。
詳しい分別に関してはこちら(雲南市・飯南町事務組合のごみ分別へ飛びます)
ご好演に続いて、弊団体よりキエーロコンポストの紹介をさせていただきました。また、キエーロコンポストを使うようになって、生ごみを土に還せばよくなり、普段の生活の中で大変だったごみ出しが楽になったという声の紹介や、昨年度より各地で地域自主組織や学校、地域団体を対象に勉強会や限定でコンポスト設置を進めていることをお話させていただきました。
発表のあとは約60名の参加者のみなさんにアンケートで回答頂きました。そこでは、参加者のみなさんが環境やごみ問題への高い関心を持ってお越しくださったことや、雲南市ですでにコンポストを利用されている方がたくさんいらっしゃることがわかりました。
特に、雲南市と弊団体で推奨しているキエーロコンポストに関して、自分が使っているから友人にも伝えたいと誘って参加してくださったかたもいらっしゃいました。
また、若い世代や男性にも知ってほしいという声や、また勉強会があれば友人を誘って参加したいという声も多くあり、次回以降の開催への期待も感じました。
環境課題はまず身近なごみの削減から取り組むことができます。同じ雲南市民同士で、お互いの知識や考え、工夫を交わすことで楽しみながらよい環境の維持につながってきたのだということを、私たちが、主催の雲南市の女性の集いのみなさんの姿勢から学んだように思います。まずは暮らしを良くしたいという考えで集い、学ばれている雲南市の女性の集いのみなさんのような市民の集合の力が大切です。今後は、脱炭素フォーラムが12月17日に雲南市で開催予定です。市民のみなさまに、ぜひ環境課題への取り組みへのよいヒント、きっかけとなるようなイベントです。お越し下さい。くわしくはこちら
キエーロコンポストと脱炭素フォーラムの問い合わせ先
公益財団法人うんなんコミュニティ財団
事務局
月ー金 10:00ー15:00
電話 0854-47-7787
メール info@unnan-cf.org