9月から始まったローカリストプログラムが無事終了しました!
ローカリストプログラムとは
うんなんコミュニティ財団は、昨年度、雲南に暮らす様々な地域の人の声を聞き作成した行動指針「うんなんローカルマニュフェスト」を制作しました。
ローカリストプログラムとは、このローカルマニュフェストをさらに私たち雲南の人々の言葉にしていくために、マニュフェストを基にして、雲南という地域、そこに暮らす私たち、日々の暮らしのなかで恩恵を受けている自然や文化という対象を読み解きながら、これからの雲南の未来に向けて地域の循環を担うプロジェクトを生み出す実践型の人材育成プログラムです。
プログラムの流れ
ローカリストプログラムは今年の9月から約3か月にわたって開催されました。
・第0回みんなで話そう!2021年9月4日
・番外編オンラインで他地域の話を聞いてみよう!(全4回各回でゲストをお招きしました)
①蔵前コーヒープロジェクト 白羽玲子さん 9月11日
②循環生活研究所・Local Food Cycling たいら由以子さん 9月14日
③粒粒 西山里佳さん 9月17日
④このほし 小原祥嵩さん 張梨香さん 9月21日
・第1回 学びとテーマの発表
・第2回 アイデアの共有とブラッシュアップ
・特別回 試して話してみよう会@雲南おせっかい会議
・第3回 11月13日 最終対話会
うんなんに暮らす人ならだれでも参加でき、第0回の会から多くの市民のみなさんに参加していただきました。
第0回の様子
第3回 最終対話会 11月13日
最終対話会は11月13日(土)18時から三日市ラボ(木次町三新塔交流センター前)で行われました。登壇者は3名。(うち、1名は当日参加はできませんでしたが、工夫とオリジナルのアイデアたっぷりのプレゼンテーション資料を準備してくれ、スタッフが代わりにその想いを発表しました。)
会場には聞き手として、5名の市民の方とプログラム進行の㈱fogの2名、うんなんコミュニティ財団スタッフの3名集まり、総勢12名での発表会・最終対話会を行いました。
第3回対話会で意識したこと
登壇者のおひとり、小林さんは地域で「防災の意識を広めたい」という想いを持ってずっとボランティア活動を続けています。
今回は、「防災」への関心を楽しく多くの人に持ってもらえるアイデアを発表してくれました。ローカリストプログラムを通じて得られた気づきやアドバイスを活かして、これから地域で防災イベントを開催していくそうです。楽しみですね!
坂本さんは畑という場をみんなの憩いのコミュニティの場として考えているアイデアを発表しました。実際に「みんなの畑(仮)」として定期的に畑を場として活動が静かに進めています。今後は、収穫物を買ってもらえるようにしたりして、長期的に続けていきたいそうです。
聞き手の市民の皆さんからは「耕作放棄地の活用という視点では、すでに社会貢献活動をしているだと思う。これからも続けていってほしい」「『みんなの畑(仮)』にいけば必ずどんな人でも受け入れてくれるという安心感が価値だと思う」など雲南らしい暖かい言葉がよせられました。
当日、ご本人の発表とはなりませんでしたが、お味噌汁を使ったコミュニティづくりの案では、
・斐伊地区のお味噌汁給食(全国初めてだそうです)
の歴史を大切にした、昔ながらの味噌づくりという文化を大事にしたい思いや、地産地消の地域の豊かさ維持、なによりも身近なお味噌汁を囲んで生まれるほっこりとした空間や人と人の繋がりの創出のアイデアが発表されました。
地元の特産品を味わいながら...(手作り笹巻おこわ はしま)
ローカリストプログラムを終えて
3か月にわたって行われたローカリストプログラムでは、地域に暮らすわたしたちが雲南のこれからをうんなんの私たちらしく持続可能なものにしていく案が生まれました。
発表者のみなさんはこれからも自分たちのペースで今回発表されたアイデアを実行に移していきます。市民のみなさんの仲間入り、ご参加、暖かい応援をお待ちしています!
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