生ごみ減量にご興味のある雲南市民のみなさんに、ぜひ知っていただきたい基金が本日スタートしました!『うんなんゼロ・ウェイスト基金』です。
うんなんゼロ・ウェイスト基金が生まれた背景
うんなんコミュニティ財団が設立時より市民のみなさまより耳にしてきた「雲南の自然を守りたい」「環境を守る取り組みがしたい」という声。「具体的に何をしたらよいのかわからない」という声もありました。
そこで、うんなんコミュニティ財団は地域の循環をテーマとした事業を2020年度、2021年度と行ってきました。その中で、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンと繋がり、雲南市での人と自然の循環が生まれる持続可能な地域づくりを応援していただく「うんなんゼロ・ウェイスト基金」の設置が決まり、本日2022年7月1日より公募開始となりました。
ごみの減量と気候変動のかかわり
昨年7月に島根県東部を中心とした記録的な大雨による災害被害は、まだ爪痕を残しています。このような異常気象は、二酸化炭素など温室効果ガス排出量増加が原因の一つと考えられています。
二酸化炭素の排出の身近な問題に、私たちの出す「ごみ」があります。家庭からでるゴミの約4割が生ごみで、日本ではそのほとんどが焼却されています。(雲南市の場合は固形燃料化施設で熱処理されています。)水分がほとんどである生ごみを焼却・熱処理するには化石燃料を利用した大きな火力が必要となっており、その結果ごみ処理によって二酸化炭素が空気中へ排出されています。
また、ごみは燃焼だけでなく、収集・搬送・分別・埋め立て等の工程においても二酸化炭素を排出します。
うんなんゼロ・ウェイスト基金とは
私たちの生活で特に身近である生ごみを土の力(土の微生物)で燃やすことなく、分解・処分できる「キエーロコンポスト」を各コミュニティ施設、ご家庭、事業所に設置し、ごみの減量に取り組みたい方に利用していただける基金です。
キエーロコンポスト
キエーロコンポストやコンポストについて詳しく知りたい!
→生ごみ焼却プラットフォーム(https://namagomizero.com/)より『カタログダウンロード』で資料をご覧ください
生ごみ焼却ゼロプラットフォーム