【御礼・ご報告】
クラウドファンディングで調達した資金を活用して、土間部分についてDIYと委託工事のミックスで費用を低減した形でのリノベーションを完成することができました。また、クラウドファンディングでの周知などのおかげで、知人から出店業者のお声がけをいただき、令和5年9月29日〜令和5年10月2日に神戸のアパレルショップTheeTrioと㈱必ず楽しいと合同で、イベント出展&トークイベントを実施することができました。
プロジェクトを行った所感として、「働きながら片手間でできる」をテーマとしているため、本業の繁忙具合などに左右されやすい部分もあり、段階的な工事施工となり、完成までに時間がかかってしまいました。今後は、役割分担し、担当の明確化などを行い、分業により効率的に進めていけるような体制を構築する必要があると感じています。場所貸し部分となる土間の整備が完了し、また備品もある程度整ってきたので、出店者をどれだけ集めれるか、その仕組みが作れるかが今後の課題です。広報力の弱さを感じているため、積極的なSNSの発信を続けていきたいです。
今後について、段階的な整備がまだ若干残っているため、令和5年内に完全に作業を完了させたいです。並行して、貸し出しプランを整備し、SNSや知人の口コミ、紹介での出店者探しを行っていく予定です。
ご支援・応援をありがとうございました!こ
〇今後の活動はInstagramをご覧ください!
https://www.instagram.com/unnan_dustbox/
はじめに
私たちは、雲南市木次町生まれ、木次牛乳育ちで、青春の大部分を雲南市で過ごしてきた、木次中学校〜三刀屋高校の6年間、ずっと一緒だった同級生を中心に立ち上げた団体です。そんな私たちは、現在、空き家を所有し、自分達で改修しながら、その利活用方法を模索しています。
メンバーは普段は別々の仕事をしていて、休日もバラバラですが、隙間時間を使いながら、たまに集まっては、生産性のない、たわいのない話をし続けていました。しかし、そんな中でぽろっと出てきた、「地元を盛り上げたい、何か面白いことをしたい」という思いから、この活動が生まれました。主に、活動の中心となるのは、dustbox代表の田中浩貴と、わたくし小林旭です。
代表の田中は、木次中バレー部から、三刀屋高校バレー部へ。卒業後は、県外の学校という学校を渡り歩き、今は、市内建設会社に勤めながら、家庭を愛し、家庭に愛されている、子育てに勤しむ2児のパパです。
小林は高校卒業後に県内の大学へ進学し、卒業後に市内へ就職。普段はしがない事務仕事をしています。
そんな仲良しメンバーとの他愛のない会話から生まれた空き家活用の話。何気ない会話から生まれたことを実現することで、この活動を知ってくれた方が「ちょっとチャレンジしてみよう!」というきっかけになれたらと思っています。そして、「空き家活用を通じた地域活性化」で、地域へ恩返しをしたいと思います!!
「空き家活用のモデルづくり」プロジェクトについて
私たちが今回、挑戦するプロジェクトは、商店街の街並みの面影が残り、自分達にとっても思い出深い「木次駅前商店街」の空き家を活用し、地域を元気にすることです。就職して、市内で働く中で、地域の懐かしい商店街が少しずつ寂しくなっていっていることに気づきました。
雲南市の住宅総数は14,190戸で5年前と比べて350戸減少していますが、空き家数は1,400戸で90戸増加しています。今後、令和10年までに空き家戸数が450戸増加し、空き家率も13%を超えるものと推計されています。特に、空き家問題は市内の山間部より、商店街などの密集地の方が問題です。一般的に空き家ができると倒壊リスク、景観悪化、雑草・悪臭など衛生環境悪化など、周辺の住環境へ悪影響がありますが、特に商店街のような隣の家と密接なところではその影響が顕著となります。
一方で、空き家利活用はとても難しく、空き家活用における課題は大きく2つあると私たちは捉えています。
一つ目は、空き家運用の担い手の不在です。空き家の所有者が高齢化しているため、自身で空き家を運用することは困難であり、自治体が運営する空き家バンクへの掲載についても、図面作成、現況写真の撮影、金額設定、掲載文の作成など高齢化した所有者が一人で行うにはハードルが高いのが現状です。加えて、webサイト上で不特定多数の方に見られることに警戒心もあり、信頼できる知人のみに、空き家活用の相談をしている方も多くいるため、実際にサイトに掲載される物件以上に活用できる空き家が眠っています。地域の方の信頼を得ながら、空き家情報を集約し、空き家運用ができる担い手が必要なのです。
二つ目は、先進事例が大改修モデルのみであることです。空き家活用で有名な地域は、補助金を活用した大規模改修を行なっている地域が多いですが、このような補助金モデルでは、1、2棟の改修は可能でも、その後、面的に空き家活用を広げていくのは難しいと考えます。そのため、空き家活用などに縁がない素人の方でも気軽に、空き家を活用できる仕組みが必要であると考えます。
今回、活動を行う木次駅前商店街エリアについても、上記2点の課題が当てはまり、空き家運用の担い手がいない、かつ、小規模の改修モデルがありません。空き家問題の解決のためには、既存の空き家活用モデルではなく、この「木次駅前商店街」にあう独自の空き家活用のモデルケースを模索する必要があり、そのためにも誰かが「空き家所有を所有する」というリスクを背負って挑戦する必要があります。
そこで、自らがファーストペンギンとなり、木次駅前の商店街内にある物件(渋川美術店)を所有し、空き家活用の手法を検討・モデルづくりをおこなうというのが、今回のプロジェクトプランです!!具体的には、土間部分のみの改修に絞り、場所貸しによる少額の利益を確保する低予算での空き家活用のモデルを作ります。今回、自分達で物件探しから、改修、その後の運営まで仕事をしながらスキマ時間で取り組んでいます。そのため、空き家活用に知識や経験がない人でも実践できるモデルとして、自分達の活動から得た経験を、空き家活用マニュアルのようにし、これから活動を始めたい人のお手伝いになればとも思っています!さらに、上記にかかる費用や収益モデルも数字で見える化し、20代後半〜30代前半の 「何かやりたい情熱や地域に関わりたい想いがある人」に特化して発信していくことで、空き家活用の機運を醸成します!!
また、空き家修繕後の利活用としては、地域の新しい挑戦が生まれる場所として、チャレンジショップを運営します!市内には、「編み物が得意な人」、「切手にすごく詳しい人」、「防災情報を発信したい人」、「芸術活動をしている人」、「地域の食材・産品を利用した商品を作っている人」など多くのチャレンジャーたちがいます。自分の趣味として人しれず活動している人から、事業として取り組んでいる方など様々な方がいますが、小さな一歩でも着実に前へ進んでいる人たちの力に、この場所がなればいいなと思っています!
Dustboxの2人にインタビュー!!
田中さんと小林さんにこのプロジェクトにかける思いを語っていただきました。ぜひご視聴ください。
「空き家活用のモデルづくり」で目指すこと
私たちが目指したいのは、「誰もが気軽に空き家を活用し、空き家を起点に地域が活性化できる未来」です。専業で空き家運用ができるプロがいて、大規模な補助金を活用すれば、すごくリッチでお洒落な空き家活用はできます。でも、そうではなくもっと等身大の空き家活用モデルがないと、日本全国に広がる空き家問題の解決にはスケールしません。
なので、20〜30代の何か燻っている若者をメインターゲットに、サラリーマンでありながら、片手間でできて、かつ「木次駅前商店街」の土地に馴染む事業利用での空き家活用モデルは、正にこの課題解決に必要不可欠だと思っています。事業利用だとしても、空き家との接点を増やすことで、愛情が増していけば、その先に、空き家所有につながる可能性もあります。
20〜30代の若者たちは、誰もが自分の幸せや自己実現を追い求めているものです。「若者は地域に無関心だ」と言われることもありますが、そんな若者たちを「楽しい」をフックに地域におびき出せれば、地域は活性化し、若者たちにとってもそこが出会いの場や自己実現の場になるはずです。
これからの活動予定
令和5年4月1日〜2日の桜祭りでは、イベント出店で大東高校の生活化学部、市内で活動するさんひょん氏に利用いただきました。改修工事は、現在、すで取り掛かっていますが、資金不足により、土間の半分の面積くらいで塗装を断念しています。
全面塗装、什器類、冷蔵ケースなどが揃えば、7~8月から正式にオープンをしていきたいです。また、オープンに際しては市内産品のセレクトも少しずつ始めて行く予定です。
寄付の使途
・施設整備費
土間部分:天井、壁改修費用
土間部分:電気設備工事費
※上記、工事はすでにスタート済み。資金不足により塗装を途中で断念。
・備品購入費 500千円
什器類、冷蔵ショーケースなど
最後に、こういった活動をする中で、人と人との交流が生まれ、空き家を接点に、人々が出会い交差する場所を作れたら、地域はもっと元気になると信じています!!
ご支援どうぞよろしくお願いいたします!
メンバー・応援者からのメッセージ
マッコリ王 そんさんひょんさん
土間活で町活!2018年から雲南市で町おこしを企んでいる者として素晴らしいアイデアだと思いました。これを基に全国が様々な土間活で盛り上がることを夢見ています。2023年は雲南産の生マッコリ元年なので、たくさん活用させていただきます!ファイティン!
中澤大輔さん
木次ご出身の若い方々が、このように空き家活用をすると聞き応援させていただきます。空き家は、全国で驚くようなスピードで増加しています。この空き家を、若いパワーで活かしてほしいです!
梅澤宏徳さん
三日市商店街は、雲南市の顔と呼ばれるような、重要なエリアです!私も幼いころから、慣れ親しんだ商店街です。そこが、出店にチャレンジしたい方が集まり実行できる場になることは、本当に重要であると考えています。低いハードルで空き家活用にチャレンジできる若者を増やす機会になるこのプロジェクト、心より応援しております!
寄付者様からのメッセージ
【光プロジェクト様】素敵なプロジェクト頑張ってください!
【ZERO DESIGN様】皆さんと同様に木次は思い出がいっぱいで、大好きな街です。
応援していますのでぜひ商店街を盛り上げて下さい!!
♦若い方が空き家を活用してくれることがうれしいです!(雲南市 N様)
♦木次商店街に新たな風を吹かせてください!(東京都 O様)
♦応援しやーす!頑張れ!!(雲南市 G様)
♦一緒に、雲南市の顔、「三日市商店街」を盛り上げて行きましょう!(雲南市 U様)
♦みんなで楽しく「てご」してどんどん広がっていきます。(雲南市 K様)
♦素敵!頑張ってください。(東京都 H様)
♦とてもうれしい活動ですね🌸がんばってください!(雲南市 Y様)
♦応援しています!頑張ってください✨(雲南市 Y様)
♦完成したらコラボしましょう!同志よ頑張れ!楽しみにしてます!(雲南市 Y様)
♦すてきな活動!応援してます〜(雲南市 S様)
♦完成を楽しみにしています(雲南市 K様)
♦応援してます!木次商店街を盛り上げましょう〜!!(雲南市 K様)
♦応援しています!(仁多郡 H様)
♦島根県で楽しいことが起きるの、わくわくします!!応援してまーす!(松江市 I様)
【株式会社ヒトカラメディア】応援してます!木次、雲南を盛り上げましょう!
♦ぜひ利用したい!みんなの基地にわくわくしてます(雲南市 M様)